「産直よしあし」を運営する(株)吉田農園は、北海道網走郡大空町・女満別にて、畑作を中心とした農業を営む一方、その畑で収穫した生産物の一部を従来の出荷システムとは別に消費地に直接送り届ける産地直送のシステムを作り上げてきました。
これらの事業は吉田農園で生産した農産物に限定せず、大空町内の各生産農家と連携し、消費地やそのニーズにあったスタイルとして定着してきました。
この長年の取組の中で、消費地(消費者)のニーズやオホーツクの生産物への関心を高める工夫として、インターネット上のホームページで北海道産直物語と題して全国に実際の農業生産のリアルな姿を情報発信するように努めてきました。
今後の展開を考えた時、オホーツクという視野にたってみると、大空町の生産農家の生産物だけでなく、さらに幅広い良品が存在しています。
それは、農産物だけでなく、海産物、加工品などの食品を筆頭に、恵まれた環境の中で育った手工芸品等も存在しています。
2006年の網走支庁の調査では、オホーツクの第一産業の生産力とそれらの背景となる自然環境は、道内でも有数の規模と実力がありながらも十勝地区と比べると全国的に見ると知名度が十分でないという結果が出されてました。素晴らしい実力があっても知名度がないことには広がりが出てきません。
しかし、一度オホーツクの魅力を知った人たちは、その深さに関する興味・関心を高めてきている事実もあると指摘されています。オホーツクに関して熱烈なファンが存在していることも一つの事実です。
そこで、今回(株)吉田農園は、これまで吉田農園が展開してきた野菜を主体とした農産物をオホーツクの空の玄関口である女満別空港の前で、実際に生産物を手に取り、必要に応じて味わっていただきながら販売を行う店舗の建設と運営を行うことを考えて来ました。
産直「よしあし」では、単に自分たちの生産した農産物に限定するのではなく、オホーツクに視野を置いた「こだわり」商品を展示、体験できる場として、よりオホーツクの良品を知らせる体験的情報発信施設へ発展させたいと考えています。
そして、2007年の秋、女満別空港前に、農産物の販売をメインとした産直「よしあし」が誕生しました。
産直「よしあし」の主力となる商品は、大空町・女満別の生産農家が栽培する「野菜」です。大空町の生産農家の中には、パソコン通信時代から、生産現場の様子を全国に情報発信していました。その情報発信は、都市の消費者との結びつきをもたらしました。
インターネットにはホームページでの情報発信が活発に行われるようになりました。従来の消費者との結びつきを核にした交流は、首都圏等の食材加工や大手飲食店との結びつきに発展しました。
その結びつきは、生産地ブランドとしての農産物の販売ではなく、生産現場の農家との結びつきという形態でした。「生産現場の農家の顔が見える」試みは、食の安全性をベースにしながら「本当にウマイ農産物」の供給という課題を明確にしました。
その「ウマイ農産物」を届けるという観点とその主体が農家であることを明確にしたおつきあいを考えて、大空町から産直される農産物を届ける主体として農家は「激ウマ届隊」を名乗るようになりました。
産直「よしあし」は、「激ウマ届隊」に参加する農家のほんものの農産物が集まる産直ショップなのです。
産直「よしあし」は、女満別空港の目の前に位置しています。